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明日は学生選手権兵庫予選です!
1日に複数の試合を戦う中での試合と試合の間、また、一つずつの試合中におけるプレーとプレーの間に行う「インターバルトレーニング」を紹介します。



☆三気法
三気法とは、気を「蓄える」、「練る」、「締める」ことです。



「気を蓄える」
自然や人の外気を取り入れ、自分の内気をわきたたせて、心のエネルギーを蓄えていきます。また、蓄えるにはリラクセーションを行い、悪いイメージを忘れる作業が重要です。



「気を練る」
高い自己イメージや目標達成のイメージ、ピークパフォーマンスのイメージを通して、蓄えた気を具体的なパワーとして練り上げ、自信に裏打ちされた本当のワクワクを生み出します。



「気を締める」
本番に向けて、揺るがない強気の心を作っていきます。
試合前に円陣を組むなどのサイキングアップによって、気持ちを高めたり、ガッツ脳(2012.8.24の記事を見てください)を作る方法があります。


試合と試合の間では、絶好調で試合に臨むことを目標にして、三気法の三つの段階を繰り返しながら、気を充実させることが重要です。


また、トップアスリートはプレーとプレーの間にも、無意識に三気法を繰り返し行っています。
最高に集中してプレーするためにはとても効果的です。



インターバルトレーニングによって、どんな試合にも最適戦闘状態でのぞみ、試合中も何があっても、最適戦闘状態を維持することが、勝利への第一歩です!


明日の関西リーグ第10節に向けて***
「火事場の馬鹿力」
~消滅したJリーグチームの例~
【外圧的動機づけで天皇杯を制した横浜フリューゲルス】

火事場のバカ力という言葉もあるように、危機的状況に直面すると、思わぬパワーを発揮することが人間にはあります。
 1998年に消滅してしまったJリーグ横浜フリューゲルス(現ガンバの遠藤選手が最初に所属したチーム)がその典型です。
 経営悪化で横浜マリノスへの吸収合併が決まったとたん、フリューゲルスの選手たちは奮起し、最後の大会となった天皇杯で優勝してみせました。合併吸収決定から最後の公式戦となった天皇杯決勝まで、9連勝したのです。当時ベンチ入りの機会すら少なかった選手たちが中心となり、「強いフリューゲルスを見せよう!」という一言でチームが一丸となり、負ければその時点でチーム消滅という状況下で、「ジュビロ磐田」や「鹿島アントラーズ」など当時Jリーグで圧倒的な強さを持っていた2チームを破り決勝まで進んだのです。
それ以前のリーグ戦などではさほどめざましい成績をあげていませんでしたが、彼らには天皇杯を制するだけの実力があったわけです。ところが、吸収合併という危機的状況を迎えるまで、その実力を発揮できなかった。「チームがなくなってしまう」という外圧的動機づけが加わらないと、持てる力を発揮できなかったわけです

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私たちフットサル部は、普段の練習を通じてたくさんの時間を共有してきました。それが勝利を手にするに十分に相応する努力であったかどうかは、私たち自身には解りませんが、うずたかく積み上げてきた圧倒的な練習量、努力は絶対に裏切らないはずです。(去年の高校サッカーで市立西宮高校がスローガンにも掲げていましたが、)「努力が奇跡を生む」という言葉もあるように、最後まで惜しみない努力を続け、残り3戦、チーム一丸となって、戦っていきましょう。

明日に控えた全日サテライト予選に向けて***
連戦ということで、前回も少し紹介したのですが、
試合後の切り替えについてまとめてみました!!

次の試合のための心づくりは、前の試合が終了したときから始まります。
●勝ち試合のあと●
意外に思うかもしれませんが、勝ち試合はあまり振り返らないようにしてください。勝利の喜びは無論悪いものではありませんが、安心や満足感は「気」を浮かせて緩みに繋がります。「ドーハ」の日本チームが、韓国という強敵を倒したあとに陥ったメンタルスペースにはまりやすくなるのです。次の試合に向けて充実した「気」で臨むには、勝ったときは負けた試合以上に用心する必要があるのです!!

●負け試合のあと●
次の試合が近い場合、悲しみを味わうよりも、それを忘れなければなりません。悔しさや悲しみとともに負け試合を思い出していると脳はどんどん否定的になっていきます。「気」が下がり、否定的な脳で次の試合を迎えることになるのです。新しい「気」を蓄えられません。「ドーハ」の第一戦を引き分けた日本代表が、勝つ予定だったイランに負けた後に起きたものもしれでした。失敗したプレーを振り返っていると悪いイメージがどんどん更新されてしまうので、すぐに忘れ、切り替えましょう。

今週末にひかえた関西リーグにむけて、
メンタル関連の記事を紹介します。
ぜひ一読してみてください(^O^)/

最高の頑張れる「ガッツ脳」をつくる。


ゲーム開始時には強気で「やるぞ!」「勝てるぞ!」と思えていたのに、試合が進むにつれその思いがだんだん薄れ、「だめかもしれない」「まずいぞ」という思いに変わってしまうことがよくあります。
 結局「負けるかも」という弱気でスタートしたのと変わらない結果に終わった試合を、何度か経験したこともあるかもしれません。サイキングアップで強気になれてもじきに壊れてしまします。張りきっていた練習も、だんだんしんどくなれば、「早く終わってくれ」という気持ちになりますね。頑張りが利かなくなってきます。
 つまり、ガッツは簡単につくけど、簡単に消えてしまうのです。ここで紹介するのは言葉と身体の動き、イメージを使った「ガッツ脳」になるテクニックです。この言葉と身体の動き、イメージの3つは心とつよく結びついています。ただ「頑張ろう」と思うよりも、ガッツポーズをつくりながら「頑張ろう」と思う方がずっと強く思えます。更に声に出し、カッコよく頑張るイメージをつければ、思いの強さのレベルが上がり、アンカーがかかります。アンカーとは船の錨(いかり)を指し、メンタルトレーニングでは、すぐ消えてしまう思いを定着させてぐらつかないものにすることを「アンカーリング」といいます。
 アンカーのかかった思いは、めったに壊れません。絶体絶命のピンチや、決定的なチャンスが訪れたとき、「ガッツ脳」で果敢にチャレンジできます。脳への入力が強力になり、揺るがない思いができあがるのです。別の言い方をすれば、心の底から思い込めるということです。
 ぜひ普段の練習からも意識して試してみてください。

関西予選は連戦ということで
今回は試合は終わったあとにすべきことについて紹介します!!

次の試合のための心づくりは
前の試合が終了したところから始まります。
勝ち試合のあと***
意外に思われるかもしれませんが、あまり振り返ってはいけません。
勝利の喜びは、無論悪いものではありません。
しかし安心や満足は「気」を浮かせ、「気」の緩みに繋がります。勝った試合の後は、負けた試合以上に用心する必要があります。充実した「気」で次の試合に臨むには、残酷ですが勝ち試合も忘れないといけません。

ここで、「クリアリング能力」を紹介します。
【トップアスリートは忘れる能力が高い】
「嫌なことは10歩あるくあいだに忘れる」
これはタイガー・ウッズ(!!)の言葉ですが、
競技スポーツ選手にとって、忘れることは極めて重要な能力のひとつです。例えばプロ野球でも絶好調の投手がたった1本のホームランで急に調子を崩しガンガン打たれだすシーンをよく見ることがあると思います。打たれたホームランが原因ではありません。ホームランのショックを忘れられず、「しまった!やられた!」という否定的な気持ちを引きずってしまったことが乱調の原因です。
ですから、嫌なことは早く忘れないといけません。

前の試合の失敗、ミス、また監督に怒られた嫌な気持ち・・・そういう記憶は、脳を否定的にし、発揮能力を低下させてしまいます。できるだけはやく忘れて、気持ちをすばやく切り替えてください。その忘れて切り替える能力を「クリアリング能力」または「イレーサー(消しゴム)能力」といいます。一流選手はみんな、良く消える消しゴムを持っています。失敗しても堂々としていて、すばやく切り替えようとしています。否定的になりかけた脳を切り替えて、前向きに、いきいきと働く肯定的な脳にします!!失敗した過去に縛られず、脳をだます勢いで堂々とプレーしてください。

どんなに苦しくても、また何があっても
ひとつのことをやりぬこうとする精神力。

練習の苦しさに耐えて今の限界を突破し、
もっと実力を高めようとするときに必要な力です。

この精神力は
成功、勝利を信じることによって生まれます。
自分の成功を信じるからこそ、人はへこたれることなく
頑張り続けられるのです。
言い換えると、とてつもない精神力を発揮するのは
自分の成功を信じ切っている肯定的な脳です。

しかし、、、、
成功を信じるのはそう簡単なことではありません。

自分を信じてやるには、どうしたらいいのでしょうか。


この答えは一つしかありません。





人は
まわりの人を信じるとき
はじめて自分を、成功を、信じられるのです。

自分のことは信じられないけれど、
他人を、これまで一緒に多くの練習時間を共有し
切磋琢磨してきたフットサル部の最高の仲間たち、
を信じた自分のことは信じられる・・・

これは一人では生きられない人間という動物の感情脳に
埋め込まれた法則です。


自分のことを信じきる自信がなくても
他人を信じると、また他人に感謝すると、
その一番信じられない自分を信じられるようにできています。


どうか仲間を信じてください。
さらにはいつも見守ってくれる家族、友人に感謝してみてください。

不思議なことに、自分を信じられるようになる「威信力」
が湧いてきます。

これが
勝利につながることでしょう。

ベストパフォーマンスを可能にする心理状態**

まず

①落ち着いている、冷静である
②ワクワクしている、試合を楽しむ
③負ける気がしない、ピンチでも強気でいけた

この「冷静さ」「ワクワク感」「強気」
の3つが心の中に同時に存在し、1つになった状態のとき
私たちの心身は自動的に最適戦闘状態といって、
ベストパフォーマンスが可能なゾーン状態になります。

例えば

ボールを追って走るとき、コート上にいる敵味方の位置を把握して
瞬間的に自分の役割を意識する「冷静さ」
どんなに不利な状況でも自分のベストパフォーマンスを頭に思い浮かべられる「ワクワク感」
自分に行く手に立ちふさがる相手を圧倒し、抜き去り、頭に描くイメージを実現させようとする「強気」

最高に集中できて、ベストパフォーマンスを発揮できるのは
この3つが揃ったときです。

いよいよ明日が関西リーグ開幕です。
今回はメンタルトレーニングに関する内容を紹介します★

準備を万全にして最高のプレーをする
「試合は前夜から始まっている」
試合は開始の合図で始まると多くの人は思っています。
しかしメンタル的に言えば、試合開始のホイッスルを聞くずっと前から試合は始まっているのです。
会場入りするときには、心のベースはすでに出来上がっています。だから試合会場で気合いを入れようとしても、ますます緊張でがちがになってしまったり、うまく集中力が上がらなかったりするのです。そもそも不安があるとか、「気」が高まり過ぎていては、前夜もよく眠れず、万全のコンデションで朝を迎えることはできません。

★ここで睡眠前のメンタルトレーニングを紹介(*^^*)
人間の脳は睡眠中に昼間の出来事を整理し記憶しようとします。なので、睡眠前のトレーニングはとても大きな効果を持ちます。寝る前の落ち着いた時間に、今までの練習や練習試合の内容を振り返り、理想のピークパフォーマンスをリハーサルしておきます。成功(勝利)を思い描き、そのイメージを脳に焼き付けてください。面倒かもしれませんが、これも成功に向かって詰めていく作業のひとつです。ぜひ試してみてください。

★★迷いや不安をつぶす(^o^)
人間のさまざまな感情のなかで、ためらいや不安を取り除いてくれるのは「自分以外のひととつながっている」「自分の力を超えた何かに守られている」という確信です!!脳を完璧に肯定的にします。