本日 135 人 - 昨日 7 人 - 累計 81194 人

合宿中の食事

2012年03月06日
もうすぐ合宿ですね(ノ`・∀・)ノ一回生にとっては初めての合宿。
どんなもんかわからんし、きっとみんな疲れも溜まることでしょう…。
ということで!!!栄養についての初記事は!!!ダダーン!!!!!
(σ゚∀゚)σ[合宿中の食事]☆☆☆

合宿をよりよいものにするためにも、さてさて早速みていきましょー!


▽“いつもより多め”はテッパン!
合宿中は、ふだんよりハードですよね(´・д・`)
練習がハード⇒栄養素がいつもより必要⇒食べる量を増やす
という感じの流れです。
キツイからって食欲を落としてはいけませぬ!キツイときこそいっぱい食べるのです!
特に主食(* ̄ω ̄)ノ米!パン!麺!などなど。
いつもの2倍ぐらい食べてもおっけー牧場ですよん(* ̄ω ̄)ノ


▽飲み物さえも食欲に影響!?
食事前のジュースの飲みすぎには注意しましょう(-ω-)
実は、食事前にジュースを飲みすぎると、食欲が減ってしまうのです( ;∀;)
ジュースの中には我らがスポーツドリンク様も含まれますのでご注意を!
理由はというと…、ジュースには糖質というものが含まれますね?
ジュースのがぶ飲みにより糖質が大量に摂取され、脳が満腹になったと勘違いしてしまうのです。
なんてこった!ぱんなこった!
ということで、気をつけましょうね(´ω`)

逆に、食欲を増す飲み物ってあるの???という方。
そうです。あるんです。いやいや、そんなバカな…。いやいやあるんです!!!
簡単に言うと、いわゆる酸っぱい系
胃液の分泌を促すので、脳が空腹なんだと考えてくれちゃうみたいです。ぷぷぷ。おばかさん。
だから食事前に喉乾いたなーって思ったらレモン水がオススメですね♪


▽どんな形式でもバランスよく!
宿泊先の食事形式って結構バラバラじゃないですか?
定食形式やったら、言わずもがな残さず食べる。
しかし、問題はビュッフェ形式。おーまいがっっっ!
全て自分チョイス。つまり全てが 自 己 責 任 !おーまいがっっっ!
フランクフルトばっかり食べてる場合じゃありません!ゆあささん!

どんな食べ物を選べばよいのでしょう?
まずは①主食②主菜③副菜④牛乳⑤果物の5つが揃うように♪(´ε`)
野菜は、キャベツ、レタスなどの薄いのだけじゃなくて
ブロッコリーやニンジンなど緑黄色野菜を中心で(*^o^*)
また、疲労回復に効くビタミンB1が含まれた食べ物、つまり、豚肉や豆腐などもお忘れなく!
身体作りの材料になる鉄を含むひじき、レバーなどもいいですね♪
果物や飲み物を選ぶときは、ビタミンCの多い柑橘系がよい感じです(*^o^*)
牛乳やヨーグルトなど、カルシウムを補給するのも大事ですぞ!
そんな感じで出来るだけバランスのよい食事を心がけましょ(*´∀`)


どないでしょうかーーーーーー???少しは参考になりましたか?
こんな感じで、これからも更新していきたいと思います☆☆
栄養について、こんなことが知りたい!とかあればいつでもどしどし( ̄ー ̄)
でわでわ!!!


捻挫

2012年03月05日
めちゃ長いけどみんなよくなる捻挫について!よんでくーださいっ(^○^)

<症状>
☆痛み
→関節が本来の機能を失ってしまっているため、本来の動きをすると痛みが走ります。
☆腫れ
→靭帯の内面にある滑膜層というものが炎症をおこし、腫れてしまいます。きちんとした治療を受ければ、腫れは引いていきますが、治療が不適切だった場合は、腫れが慢性化してしまい、関節軟骨の変形につながることもあります(>_<)
☆内出血
→捻挫の程度がひどい場合に起こります。靭帯が断裂することにより、その部分から出血してしまうからです。内出血をしている場合は、きちんと固定しなければなりません。固定することを怠ると、関節が動くたびに、傷口が開いてしまいます(( _ ))傷口が開いてしまうことにより、靭帯の再生を妨げ、関節の修復にも時間を要することになります。

捻挫には以下に示す三段階があります。(参考;捻挫.com)

●Ⅰ度:足関節の外側靱帯を押さえると、痛みを感じる。歩行や関節を動かす際に、支障をきたす程の痛みは、ほとんど感じないか、感じても、それほど痛みをと伴わない。(軽度損傷)安静にしておく。1週間程度で復帰。

●Ⅱ度:捻挫箇所の腫れが著しい。歩行や関節を動かす際には、痛みを伴い困難になる。捻挫箇所を、自動的・他動的に動かすことは出来るが、激しい痛みを感じる。外側靱帯の部分断裂、または内側靱帯、脛腓靱帯の損傷を伴っている場合も多くみられる。(中程度損傷)2~8週間で復帰。

●Ⅲ度:捻挫箇所の腫れがひどく、歩行や関節を動かすことは、ほとんど不可能。捻挫箇所に、ひどい痛みを感じるため、自動的・他動的動かすことも非常に困難になる。他動的な関節運動では、正常ではみられない異常可動もみられることもある。外側靱帯の完全断裂、足関節の亜脱臼、腓骨外果の剥離骨折、内側靱帯断裂、腓骨下端部骨折、腓骨内果骨折などの単独損傷、あるいは複合損傷もみられる。(重度損傷)2~3カ月で復帰。

<応急処置>
やはりRICE処置です。応急処置のあとはすぐに整形外科か接骨院に行くのがベストです。
傷害の程度にもよりますが、
・受傷後15~20分に開始するRICE=活動に復帰するまでの数日あるいは数週間を短縮
・受傷後24時間以内のRICE=スポーツ現場からの離脱機関を50~70%短縮
!!!!!!!たいせつですね!!!(*^_^*)
以下くわしめに述べましたが、ぜーんぶ大切なので頭にたたきこみましょー☆☆☆
●R=REST 受傷後はすぐに運動をやめます。無理に動かさないようにしましょう。
●I=ICE 受傷後30分以内に行うことが効果的。目安としては15~30分、冷やします。凍傷にならないように気をつけましょう。氷を巻くときに濡らしてあるタオルを間に挟む。直接氷をあてることは避けましょう。
●C=COMPRESSION 氷のラップがそれにあたります。下部→心臓方向に向かって。下部は普通、患部は強く、その後上部に向かって除除に緩くします。
●E=ELEVATION 患部を心臓より高くします。こうすることで内出血を予防することができます。捻挫をしたその日一日は、患部を高い位置にいておくといいでしょう。

また、捻挫をしたときは冷湿布を使います。冷湿布は、患部が炎症していて、赤く腫れ上がったときに、熱をとり、患部の細胞がそれ以上に壊されて、痛みがひどくならないようにするときに使います。捻挫は、急性の熱を持ち、炎症を引き起こしているという症状があります。このような急性のものは、温めてはいけません。

<予防>

100%予防するのはむずかしい(>_<)
普段から、トレーニングやストレッチを行って、関節の周りの筋肉を強化することによってある程度の予防は可能です!

<足関節リハビリメニュー>
足関節捻挫をすると患部には腫れが出て、強い痛みが見られ、足関節の可動域が制限されてしまいます。一日も早く痛みをなくし、スポーツ復帰するためには腫れを軽減させること、可動域を元通りすることが必要です。
☆クライオキネティックス
アイスバケツに足を10~15分に足をつけ、冷たさで痛みなどの感覚がなくなった状態で可動域訓練をし、痛みの感覚が少しでも感じるようになれば、また、アイスバケツで冷やす、という流れを繰り返し行う物理療法です。
この方法は、普通の状態では痛みを感じて動かすことのできない可動域を、アイシングの効果の一つである感覚受容器の反応を鈍らせたり、神経の伝達速度を遅らせ結果として痛みを感じにくくさせるという効果を有効に活用して、可動域制限がかからないように足関節を動かす。攻めのリハビリです。
☆可動域回復
足関節内反捻挫をすると、外側の靱帯にストレスをかけないように無意識のうちに底屈位になってしまいます。この状態は下腿三頭筋(ハギの筋肉)を短縮させ、足首の可動域制限(背屈制限)の原因になります。
また、患部をかばって歩行すると、踏み返しの際の痛みを回避するために足首を背屈しなくなるため、ストレッチボードで背屈の可動域、短縮した下腿三頭筋をストレッチすることが大切になります。可動域を回復させるためにストレッチボードにのりましょう。
腫れがなくなり、痛みがなくなったら本格的なリハビリ(患部の筋力トレーニング・バランストレーニング)の開始です。


ここで、ひとつ約束!!
リハビリは痛みを感じるまでやらない。すべて痛みの出ない回数、強度でおこなってください。

☆筋力トレーニング

①アイソメトリックトレーニング(底屈、背屈、内反、外反)
アイソメトリックトレーニングとは…
関節は動かさずに筋肉を収縮させるトレーニングです。この場合は、パートナーに強い付加を一定方向にかけてもらい、一定時間耐えます。大体5秒が目安で10回を3セットしましょう

(底屈)online_clinic013_04.jpg (背屈)online_clinic013_05.jpg (内反) online_clinic013_06.jpg(外反) online_clinic013_07.jpg



②チューブトレーニング
前脛骨筋のトレーニング(足首を背屈動きの強化)
online_clinic013_08.jpg allow.gif online_clinic013_09.jpg

足の甲にチューブをつけて、足首を背屈

腓骨筋のトレーニング(足首の過度の内反を防ぐトレーニング)
online_clinic013_10.jpg allow.gif online_clinic013_11.jpg
両足にチューブをつけ、踵を始点にして広げる

チューブを足部にかけ外反させて腓骨筋鍛えるトレーニング
online_clinic013_12.jpg allow.gif online_clinic013_13.jpg

もし、手元に写真のようなトレーニング用のチューブがない場合は自転車屋さんで必要のない自転車タイヤ用のチューブを譲ってもらうと非常に効果的なリハビリが出来ます。
③カーフレイズ
online_clinic013_14.jpg allow.gif online_clinic013_15.jpg

④トウレイズ
online_clinic013_16.jpg allow.gif online_clinic013_17.jpg 

⑤タオルギャザー(内反・外反)
タオルギャザー(足の指)
online_clinic013_18.jpg allow (1).gif online_clinic013_19.jpg   

タオルギャザー(内反・外反)
online_clinic013_20.jpg allow (1).gif online_clinic013_21.jpg

online_clinic013_22.jpg allow.gif online_clinic013_23.jpg


・バランストレーニング
片足立ち(開眼、閉眼、後ろから押してもらう、ボールパス)
・復帰後の患部強化メニュー
1. チューブトレーニング 3方向(内反・外反・背屈)→筋力強化
2. 片足立ち(後ろから押してもらう) 30秒×2セット→バランス
3. カーフレイズ 15回×3セット→筋力強化
4. トウレイズ 15回×3セット→筋力強化
5. タオルギャザー 2分→足趾のトレーニング
6. アイシング

脳震盪

2012年03月05日
このあいだ、ばっちゃんが脳震盪を起こしたり、聞いてみると過去にもいろんな選手が脳震盪を起こしていたと発覚いたしました!つまり、脳震盪とは起こりやすい、かつ、これから見るように本当に命に関わるスポーツ障害なんです!というわけで、脳震盪について知識を持っておきましょう!

<脳震盪とは>
 脳震盪とは、頭部への急激な衝撃(外力)によって、頭蓋骨内で脳が急激に揺れ、その衝撃でおこる脳細胞の損傷で、一時的な神経(運動・感覚)損傷を伴います。損傷の度合いに関わらず、1度目の脳震盪から短期間に2度目の脳震盪が起これば「セカンドインパクトシンドローム」といったものが起こります。一度の脳震盪でダメージを負っている脳細胞に、回復していないままにさらにダメージを与える訳ですから、取り返しのつかないダメージを与えてしまいます。これにかかると、なんと致死率は50%以上!!!命に関わり重篤になる危険性大です。助かってもほぼ確実に障害が残ります。
 なので、「軽症の脳震盪」や、受傷後に「ちょっと頭痛があるだけ…」と訴えた場合でも、絶対にすぐに競技復帰させてはいけません。頭を強打したときは、意識が正常に見えても、しばらく様子(経過)を見なければなりません。頭部外傷は時間とともに症状が悪くなる場合もあり、生命の危険があるということを忘れちゃいけないのです。

<度合い>
 Gradeの基準は、ガイドラインによって微妙に異なりますが、脳震盪には、意識喪失の無いもの(軽度)から、意識喪失を認めるもの(高度)もあり、大きく3つに分類されます。

軽度(Grade1):意識消失なし/症状の消失15分以内
中度(Grade2):意識消失なし/短時間の健忘症/症状の消失15分以上
重度(Grade3):意識消失あり(数秒~分)/長時間の健忘症
[American Academy of Neurological Guidelines]

または、
Grade1: 意識消失なし、健忘症の消失5分以内
Grade2: 意識消失5分以内、健忘症の消失30分以上~24時間以内
Grade3: 意識消失5分以上、健忘症の消失24時間以上
[Cantu Grading System - symptom]

というような感じで、一応の目安はあっても、「こういう症状だから、こうだ」という法則はありません。脳・神経損傷による様々な異常や症状から"脳にダメージがある"と判断できますが、実際に脳に何が起きているかは誰にもわかりません。なので、たとえ症状が軽くても、「単なる、軽い脳震盪」なんていう判断は厳禁です。
受傷直後から意識の醒めないときや(脳挫傷)、徐々に意識の状態が悪くなるとき(頭蓋内血腫疑)は救急車で病院へ搬送する必要があります。

<症状>
主な症状は、頭痛、ボーッとする、吐き気、めまい、複視、視野狭窄、精神混乱です。また、言語、運動反応が遅れる(質問に答えること・指示に従う事が遅い)、意識不鮮明と集中力低下(すぐに気が散る・何かを最後までやり遂げられない)、見当識障害(変な方向を向いて歩く)、不明瞭な発語・つじつまの合わない発言(流暢に喋れない・理解できない言葉)、共同運動障害(よろよろ歩く・まっすぐ歩けない・つきあし歩行が出来ない)、感情失禁(取り乱す・理由もないのに泣く・妙に陽気である)、記憶障害(同じ事を何度も尋ねる)といったものもあります。受傷後1か月ほど経過した後から、頭痛、物忘れ、しゃべりにくさ、手足の不自由さ、おもらし(尿失禁)などの症状が出始めたら、迷わず脳神経外科を受診してください。若い人が起こす事は少ないのですが、慢性硬膜下血腫を起こしていると、上記のような症状が出る事があります。

<応急処置>
脳震盪を起こしたら、まずは安静にして休ませ、意識レベル、呼吸、脈拍のチェックを行います。次に頭、頸部のアイシング、そして意識があっても手足の麻痺〈まひ〉がないかをチェックします。意識障害のあった選手に水を与えてはいけません。吐いてしまい、窒息の恐れがあります。

<最後に>
 軽度であれ、脳震盪を経験したら(ようするにダウンをしたら)、一週間は絶対安静です。よくいるのですが、ダウンしたけど意識も失ってないし大丈夫だろうと、帰る時に、車、バイクの運転をする人がいますが、絶対に止めましょう。自殺行為です。
 あまり知られていませんが、脳震盪の特徴の1つにめまいや、集中力の欠如が長期間残るということがあり、脳に確実にダメージが残っている為、通常通りの運転はできないことがよくあります。飲酒運転以上に危険と認知すべきです。ようするに「ダウンをしたら一週間は車の運転をするな!」ということです。
 脳のダメージは外見からでは全くわからないことの方が多く、他人はもちろん、脳には痛覚がない為本人もダメージがわからないことが多いです。
軽度はともかく、中度、重度は脳に深刻なダメージを追っている可能性があり、脳にダメージを自覚した時には手遅れで、体に深刻な障害を負ったり、下手をすると死ぬ危険性があります。よって、中度、重度の症状がでたら、ようするに気絶をしたら、気絶した時間に関係なく、例え深夜であろうとも速攻で救急車を呼び病院に直行しましょう。
 この辺りの症状を舐めている人は多いのではないのでしょうか?実際に殴られて気絶をしても記憶が飛んだり、頭痛がするだけで問題がないということの方が確率的に多いと思います。しかし、非常に低いですがゼロではありません。
 二度、三度気絶をして問題ないから次も問題はないという保証はどこにもありません。そのもしもがでたら取り返しがつきません。脳の損傷の回復力、障害の強弱はいかに速く治療をするかにかかっています。どんな状態であれ遠慮をせずに病院へ行きましょう。